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アートフェア東京2010 [建築系美術ラジオ]

建築美術ラジオ

アートフェア東京2010

収録日時:2010年04月02日
収録場所:東京国際フォーラム/千代田
収録時間:34分29秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:15.7MB
PLAY出演者:彦坂尚嘉+天内大樹+松田達+五十嵐太郎

東京国際フォーラムにて開催されたアートフェア東京2010(2010.4.2-4)を見ての収録です。昨年のアートフェア東京2009との比較をしつつ、アートフェア東京は初めてという会社員の小山さんや松田達さんからも話を伺います。その後、アートフェアの出品作品(というよりも出展された商品)をめぐる評論、以前開かれていたNICAF(日本国際コンテンポラリーアートフェスティバル)と比べての、アートフェア東京の日本での位置づけや目的、またアートフェアの空間において美術を展示するという条件を設計する、その設計の必要性についてなどに話が展開していきます。(Y. Kondo)

・関連項目
アートフェア東京 


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あらためて「装飾」展 [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

あらためて「装飾」展

収録日時:2010年02月21日
収録場所:深川いっぷく/江東区
収録時間:17分40秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.1MB
PLAY出演者:松下和歌子+栃原比比奈+田嶋奈保子+彦坂尚嘉+天内大樹

東京都現代美術館で開かれた「MOTアニュアル2010:装飾」展(2010.02.06-2010.04.11)についての批評です。都現美の巨大な空間との戦いとして「若手作家の登竜門」と本展を位置づける田嶋さん。しかし彦坂さんがおっしゃるように、造形的には80年代のパターン・ペインティングの再来であるとすれば、今アーティストたちは何を見せているのか? 「装飾」という言葉の使い方にも注目です。工芸のように技をつくして作品を構成する方法として、ご自身の点描についても小谷元彦さんと同じように「装飾」といわれがちだという栃原さん。一般的に多くの人々が「装飾」をしているので、そうした人々を展示に呼び込むための言葉だとする松下さん。建築における「装飾」という語法とは異なっています。装飾という言葉が、どういう対立語との関係で使われているのかがポイントでしょう。「建築系美術ラジオ」第2回収録シリーズです。

赤坂見附にあるストライプの建築は「赤坂エクセルホテル東急」です。

・出演者プロフィール
田嶋奈保子(たじま・なほこ)
1982年生まれ。05年武蔵野美術大学/工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業。03年「メランコリア」展パフォーマンス、04年This Gray(AURORAパフォーマンスユニット)出演。同年個展「Float Dream」(Pepper's Loft Gallery)、05年「あんにゅいか」展(喫茶シントン)、08年「燃えゆる家」展(深川ラボ、個展とロングヘアーパフォーマンス)。「燃えゆる家」を主題に絵画、パフォーマンス、ガラス作品を展開。

栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

松下和歌子(まつした・わかこ) 
1978年生まれ。2004年多摩美術大学大学院卒業。2002年Pepper's Gallery「ASIAN STYLE III」展以降、2004年「ASIAN STYLE IV」、2008年「ASIAN STYLE IX」出展。2010年深川ラボ「春分点・ヒルコ」個展開催。

・関連項目
東京都現代美術館MOTアニュアル展を開催)
深川いっぷく


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国宝土偶展 [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

国宝土偶展

収録日時:2010年02月21日
収録場所:深川ラボ/江東区
収録時間:22分55秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY出演者:白濱雅也+栃原比比奈+田嶋奈保子+彦坂尚嘉+天内大樹

東京国立博物館での「国宝土偶展」(09.12.15-10.02.21)の批評です。岡本太郎が激賞した縄文中期の火焔土器よりも、後期の方が一流だという彦坂さん。ハーバート・リードを引きながらアフリカ芸術との比較を行い、白濱さんのいう〈上位土偶/下位土偶〉とともに、その"作品"の大きさ、縮尺の問題に踏み込みます。ミニアチュールのように小さくなると「かわいい」という言葉が出現。栃原さんのキャラクター会社勤務時代のエピソードとともに、スペクタクルと(正統な美術の)鑑賞と愛玩の対象とで、それぞれ大きさが異なる点に注目。まだ学問としての美学は「かわいい」を持て余している状況ですが、〈美/崇高〉を対立させたバークにとっての「美」は示唆的でしょう。「建築系美術ラジオ」第2回収録シリーズです。(D. Amanai)

・出演者プロフィール
白濱雅也(しらはま・まさや)
1961年生まれ。1988年多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。1990年頃より制作を始め、ネオポップやイラスト系具象絵画の先駆けとなる。その後既存の童話のイメージをリミックスしネガティブに変節する絵画や立体作品を制作。主な個展にギャラリーNWハウス、ギャラリー那由他、アートフォーラム谷中、マキイマサルファインアーツ、ギャラリー二葉奥の院、Caelum Gallery他。現在実験的スペース「深川ラボ」運営

田嶋奈保子(たじま・なほこ)
1982年千葉県生まれ。05年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業。09年立教大学大学院文学研究科比較文明学彦坂尚嘉ゼミ 科目等履修生単位修得。08年第1回個展「燃えゆる家」展(深川Labo、東京)。09年グループ展「行儀の悪い額縁」展(深川 Labo、東京)。


栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

・関連項目
東京国立博物館
大英博物館日本語可 "The Power of Dogu"を開催)
深川ラボ


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特集展示/岡崎乾二郎 [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

特集展示|岡﨑乾二郎

収録日時:2010年02月21日
収録場所:東京都現代美術館/江東区
収録時間:28分25秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.0MBPLAY出演者:新堀学+栃原比比奈+田嶋奈保子+彦坂尚嘉+天内大樹

東京都現代美術館・常設展示室での「特集展示|岡﨑乾二郎」(前期:2009.10.31-2010.04.11/後期:01.26-04.11)の批評です。新堀さんは「TO邸」における建築家・長田直之さんとの「協働」に着目。海市展(NTT ICC、1997年)や奈義町現代美術館などから、文脈に介入するアーティストという岡﨑さんの特徴に言及されまます。一方「あかさかみつけ」シリーズや絵画作品において、同一の形態やタッチに異なる色彩やタイトルを施す岡﨑さんの手法に対し、装飾やインテリアを超えた「絵画としての造形」を問う美術家陣。展示会場のコントロールは美術家の戦いだという彦坂さん。「建築系美術ラジオ」第2回収録シリーズです。(D. Amanai)

*番組中思い出せなかった名前は「Atopic Site + On Camp/Off base」展(東京ビッグサイト、1996年)と、画面に白いタッチを施す画家ロバート・ライマンです。

・出演者プロフィール
新堀学(しんぼり・まなぶ)
1964年生まれ。建築家。安藤忠雄建築研究所を経て、新堀アトリエ一級建築士事務所主宰。NPO地域再創生プログラム副理事長。「明月院桂橋」「小金井K邸」 「天真館東京本部道場」「松田邸」など。著書に、『建築再生の進め方』(共編・共著、市ヶ谷出版、2008年都市住宅学会賞受賞)「リノベーション・スタディーズ」(共著、INAX出版)「リノベーションの現場」(共著、彰国社)。

田嶋奈保子(たじま・なほこ)
1982年生まれ。05年武蔵野美術大学/工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業。03年「メランコリア」展パフォーマンス、04年This Gray(AURORAパフォーマンスユニット)出演。同年個展「Float Dream」(Pepper's Loft Gallery)、05年「あんにゅいか」展(喫茶シントン)、08年「燃えゆる家」展(深川ラボ、個展とロングヘアーパフォーマンス)。「燃えゆる家」を主題に絵画、パフォーマンス、ガラス作品を展開。 

栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

・関連項目
東京都現代美術館
岡﨑乾二郎
長田直之

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キッチュとアートをめぐって[後半] [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

収録日時:2009年11月29日
収録場所:深川ラボ/江東区
収録時間:28分45秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.1MB
PLAY出演者:白濱雅也+田嶋奈保子+糸崎公朗+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

深川ラボにて開催された「行儀の悪い額縁」展(2009.11.13-29)でのギャラリートークです。後半は額縁をテーマに話が進みます。元は建築の一部だった美術が建築から分離し、自立していくプロセスで、継ぎ目を隠す幅木から生まれたのが額縁です。「ヤンキー系」森田恭通さんが多用する額縁、額縁という強い形象を含めて絵画を描く困難。彦坂さんが学生からの質問に答え、「彦坂尚嘉ミュージアム」空想や歴史的経緯を含め、今後の美術館のあり方について熱く語ります。(Y.Kondo) 

・出演者プロフィール
白濱雅也(しらはま・まさや)
1961年生まれ。1988年多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。1990年頃より制作を始め、ネオポップやイラスト系具象絵画の先駆けとなる。その後既存の童話のイメージをリミックスしネガティブに変節する絵画や立体作品を制作。主な個展にギャラリーNWハウス、ギャラリー那由他、アートフォーラム谷中、マキイマサルファインアーツ、ギャラリー二葉奥の院、Caelum Gallery他。現在実験的スペース「深川ラボ」運営。 

田嶋奈保子(たじま・なほこ)
1982年生まれ。05年武蔵野美術大学/工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業。03年「メランコリア」展パフォーマンス、04年This Gray(AURORAパフォーマンスユニット)出演。同年個展「Float Dream」(Pepper's Loft Gallery)、05年「あんにゅいか」展(喫茶シントン)、08年「燃えゆる家」展(深川ラボ、個展とロングヘアーパフォーマンス)。「燃えゆる家」を主題に絵画、パフォーマンス、ガラス作品を展開。

糸崎公朗(いとざき・きみお)
1965年生れ。東京造形大学卒業。非人称芸術のコンセプトを提唱し、ツギラマ、フォトモ、2コマ写真、デジワイドなど、写真を素材とした独自の着想による作品を制作。東京を中心に、個展、グループ展を開催。特に2000年以降は毎年多くの展覧会を開催しているほか、書籍の発表、科学誌、写真誌での連載、講演やワークショップなど、多岐に渡る積極的な活動を展開。

・関連項目
「行儀の悪い額縁」展 
深川ラボver1.5 
行儀の悪い額縁展(加筆画像追加5) (彦坂尚嘉の〈第41次元〉アート2) 

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キッチュとアートをめぐって[前半] [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

収録日時:2009年11月29日
収録場所:深川ラボ/江東区
収録時間:36分59秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.9MB
PLAY出演者:白濱雅也+伊東直昭+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

深川ラボにて開催された「行儀の悪い額縁」展(2009.11.13-29)は、実業家・美術家の牧井優(マキイマサル)さんが中国から大量に購入した「キッチュな」額絵に、作家が手を加えて現代のアートとして蘇らせることを試みた展覧会です。彦坂さんが自身のブログで紹介し、普段から額縁やキッチュに関心を持つという五十嵐さんがブログを見て興味を持ち、急遽ギャラリートーク「キッチュとアートをめぐって」が開催されました。トークは、ブルーノ・タウト、石子順造、ロバート・ヴェンチューリ、クレメント・グリーンバーグ、トム・ウルフに代表されるキッチュ(と関連する「キャンプ」「クィア」)論の歴史と、展示意図・出品作家の話、音楽の趣味との関連などに展開していきます。(Y.Kondo)
*言及される映画は「The Texas Chain Saw Massacre」(邦題「悪魔のいけにえ」,米1974)です。


・出演者プロフィール
白濱雅也(しらはま・まさや)
1961年生まれ。1988年多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。1990年頃より制作を始め、ネオポップやイラスト系具象絵画の先駆けとなる。その後既存の童話のイメージをリミックスしネガティブに変節する絵画や立体作品を制作。主な個展にギャラリーNWハウス、ギャラリー那由他、アートフォーラム谷中、マキイマサルファインアーツ、ギャラリー二葉奥の院、Caelum Gallery他。現在実験的スペース「深川ラボ」運営。 

伊東直昭(いとう・なおあき)
1959年生まれ。1985年多摩美術大学美術研究科修了。海外のレジデンスを重ね、絵画、インスタレーションなど多様な制作を見せるベテラン作家。近年、虫への擬人や駄洒落の採用など、その特異な世界観を露出する作風で注目を集める。

・関連項目
「行儀の悪い額縁」展 
深川ラボver1.5 
行儀の悪い額縁展 (彦坂尚嘉の〈第41次元〉アート2) 


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建築系・美術ラジオの新装開店/ノーマンズランド展(加筆1) [建築系美術ラジオ]

ピクチャ 17.png

建築系・美術ラジオが新装開店しました。
山田幸司さんのご不幸以後、建築系ラジオの再編があって、
随分と時間がかかりましたが、大規模になって、
新装オープンです。



その中に美術ラジオもあります。


ピクチャ 18.png


上記サイトで、ポッドキャストのラジオが聞けます。

以前にすでにこのブログでオープンして、
途中で中止していた「ノーマンズランド展」を再公開します。


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建築系美術ラジオ「No Man's Land」

フランス大使館旧庁舎で開かれた「No Man's Land」(2009.11.26-2010.
02.18)についての批評です。
美術展示が美術館の外に出てくるという、かなり以前からの美術の流れ
をうけているものの、与えられた場をそのまま受け取るのではなく、
その場の成り立ちをトータルに考えることで新たな(美術的)解を
生みだすことが重要、と彦坂さんと栃原さん。
清々しいモダニズムの建物で何も展示物を置かない方が建築としては
よかった、という五十嵐さん。
以前配信したアートフェア東京との比較や、
パリの現代美術スペース「Palais de Tokyo(パレ・ド・トキオ、
築1937)」の紹介も挟まれます。
「建築系美術ラジオ」第1回収録シリーズです。(天内大樹)


収録日時:2010年02月14日
収録場所:新丸の内ビルディング/千代田
収録時間:21分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB

【続きは下記をクリックして下さい】


タグ:美術ラジオ
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ノーマンズランド展 [建築系美術ラジオ]



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建築系美術ラジオ「No Man's Land」

フランス大使館旧庁舎で開かれた「No Man's Land」(2009.11.26-2010.
02.18)についての批評です。
美術展示が美術館の外に出てくるという、かなり以前からの美術の流れ
をうけているものの、与えられた場をそのまま受け取るのではなく、
その場の成り立ちをトータルに考えることで新たな(美術的)解を
生みだすことが重要、と彦坂さんと栃原さん。
清々しいモダニズムの建物で何も展示物を置かない方が建築としては
よかった、という五十嵐さん。
以前配信したアートフェア東京との比較や、
パリの現代美術スペース「Palais de Tokyo(パレ・ド・トキオ、
築1937)」の紹介も挟まれます。
「建築系美術ラジオ」第1回収録シリーズです。(天内大樹)


収録日時:2010年02月14日
収録場所:新丸の内ビルディング/千代田
収録時間:21分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB

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メタル放送大学に対する五十嵐太郎氏の批判 [建築系美術ラジオ]

普段は温厚な五十嵐太郎さんが、
珍しく、先日のメタル放送大学の不手際を批判なさっている。
彦坂の視点を補足しながら、読んでいただければと思います。

*そのまま東京に移動し、横浜のZAIMにて、深夜からメタル放送大学に出演。
・が、ありえないほどの段どりの悪さに、途中から帰りたくなった。しかし、あいにく電車は動いていない。6時過ぎに解放された。下記に問題点を挙げますので、今後、参考にしてください。

五十嵐太郎さんは天才的なキュレター/プロデューサーです。

日本のシンポジウムのやり方の悪さを対象化して、それを乗り越えるシステム

作って来ておられるのです。

それがリノベーション・スタディーズであり、

このシステムを受け継いだのが、アートスタディーズです。


まあ、五十嵐さんのご批判は正当ですが、メタル放送大学を実行した危口統之さんと

比較するのは無理です。


危口統之さんは、自分がシンポジウムを実行するのに夢中で、他人のシンポジウムを
いくつも見て、日本のシンポジウムのやり方の欠点を対象化して、陥りやすい欠点を
修正して、面白くする方法について考えるというようなプロの企画者の視点が無いのです。

・イベントに決定的に欠けていたのは、せっかく呼んだゲストから話をきこうという(当たり前の)態度だった。最初の紹介もごくわずか。そもそも、あまりしゃべるなと言われた。リスナーにとっても、出演者のキャラや立ち位置がわからない状態で始めるのは、とても不親切な番組になってしまう。

異質な複数のゲストを呼んで、その人びとの話を引き出して、複数の頭脳と複数の思考パターンが隣合っていることの面白さを、引き出すと言う、シンポジウムの妙味を作り出す事において、五十嵐太郎氏は、傑出しているのです。

5月7日に朝日新聞社出版から出版される『空想 皇居美術館』という本に収録されている新宿のオゾンでのシンポジウムは、政治評論家の御厨貴、歴史家の原武史、そして右翼の一水会の鈴木邦男の諸氏と、建築家の新堀学、そして彦坂尚嘉をからめたもので、圧倒的な面白いシンポジウムでした。

仙台で行われたカルチャータイフーンでの五十嵐太郎企画のアートスタディーズも、極めて面白いもので、これも本になって出版される予定で、作業が進んでいます。

・パネリストのぢゅんさんはキャリーバックいっぱいにアイテムを用意してたのに、紹介する機会なし。途中から本題と関係なく、隣のむっちーさんと別のはなしをしてた。僕も寄稿したハードロック関係の本数冊用意したけど、紹介する機会がなかった。藤原さんもせっかく駆けつけたのに、置いてかれた。

メタル放送大学を実行した危口統之さんは、どこかで《自己愛》性人格障害的なところがあって、他人を見つめる視野に欠けているんだろうと、思われます。
他者というものが持っている豊かさに、危口統之さんの目が向いていないのです。人間というものは、80%以上の時間が、自分の事しか考えていないと言われますが、自分しか見ていない視野では、他人の存在が抜け落ちてしまいます。他人の良さや面白さに目を向ける事が、根本的にむずかしくするのが、ナルシズムの原理なのです。ナルシズムというのは、基本的には自己防御のシステムで、自分を守るために他者を排除するのです。

ナルシズムから脱却するためには、自分を守らないで、自分を一度殺す事が重要なのですが、この自己否定をすることが、多くの人に取ってはできないのです。「自分を捨てろ」という伝統的な教えが重要なのですが、これが危口統之さんにもできないのだろうと思います。


・例えば、80年代にアメリカに住み、ミュージシャンといろいろな交友があったぢゅんさん。僕が司会なら、彼女から当時のメタル関係のコミュニティについて聞く。活字になっていない、貴重な言葉が得られる。そこから80年代のアメリカのシーンを立体的に復元できる。なのに、あ~あ、もったいない。

清水(ぢゅん)さんは、いろいろのバンドのTシャツを持って来ていて、着替えをしてくれていたのだし、私もメガデスのTシャツをきたり、頑張ったゲストがいるのに、それには目がいかなかったのが危口統之さんでした。残念でありましたが、これは根本的な精神状態の問題で、根っこの深いところで、他者の存在を排除しているのですよ。それを直す事は、いまさらできないので、言っても始まらない事なのです



・僕は自分が司会をするとき、ミニマムにしゃべるのが成功だと思っている。なるべく多く、ゲストにしゃべってもらう。昨日は完全にその逆。6時間もあれば、どんなに少なくともパネリストが10分でも好きなようにしゃべれる時間をとるべき。というか、誰が司会なのか、はっきりもしてなかった。

彦坂尚嘉は、他人の話を良く聴く人ではありますが、しかし自分でもしゃべってしまう人なので、司会者としては良く無いです。アートスタディーズでも、自分のしゃべりが多過ぎると言う欠陥は頻発していますが、それでも何とか成立しているのは、五十嵐太郎さんのつくったシンポジウムのシステムが良いからです。

そういう意味で、メタル放送大学に欠けているのは、五十嵐太郎という存在なのです(笑)。五十嵐さんと、もう一人スラッシュメタルに詳しい人が組んでメタル放送大学を組み立てれば、面白いものになると思いますが、(笑)そういうこともできないでしょう。

・せめて80年代はこれをテーマ、90年代はこれをテーマという最低限の問題提起くらい、あらかじめ用意すべき(できれば、そのテーマとパネリストを関連させるのがよい)。よほど司会がうまく、話術にすぐれているのではないかぎり、完全なフリートークは危険すぎる。

危口さんも、実は1960年代、1970年代、80年代,90年代、2000年代と各時代のテーメを決めて進行しようとしたのですが、その時代ごとのゲストスピーカーを用意しなかったのが、まず、失敗でした。危口さん自分自身で、各時代を解説しようとしたために、構造が消えてしまった。各時代ごとに、別々の報告者を決めて、その時代の概略を述べてもらって、代表的な【YouTube画像】を見せて、そういう誰にでもわかる啓蒙的な番組をつくる必要があったのです。

・ただのDJ番組なら、この曲カッコいいでしょ、でしょでしょ、で共感を強制してかまわないけど、そうでないならば、可能なかぎり、なぜ良いのかを言語化しないと、討議にはならない。そして~が大好き、ということと、言語化する能力は必ずしも一致しない。ならば、せめて事前に準備をしておくべき。

私自身が驚いたのは、危口さん自身が、メタルをそれほど高く評価していなかった事です。様式美の娯楽音楽としか見ていないような発言が最初にあって、私はそれは違うと思いました。事前に勉強会をしっかりとやって、メタルなりラウドロックの意味を、しっかりと肯定的に評価する思想を作っておかないと、こういう企画は、根本的に無理なのです。

・10選の発表も、パネリストとメール投稿が等価な扱いだったが、(平等に扱う事は出席者に失礼だった。)時間がおしていることを考えれば、前者(パネリスト)はその場の発言を引き出し、後者(投稿者)はスクリーンに10選を映しだし、簡単なコメントで次に流すべき。
 深夜にわざわざ現場に来ている(ノーギャラの善意の出席者である)パネリスト4人の扱いが低すぎる。

10メール曲を選ぶ事は、一仕事なので、ゲストをノーギャラで呼んでいながら、その扱いが失礼だった事は、致命的と言えます。ノーギャラだから、話を聞く必要も無いと言う、そういう扱いなのです。

そういう意味でノーギャラのところには、出席してはいけないという実例であったと言えます。ゲストが、それぞれに仕事を持っていて、翌日も動かなければならないという、そういう基本的な部分が欠けている。他人の時間は、実は有料なのですね。実際、私は家賃もあるので、この時間も稼いでいないと、マズいのです。

そういう意味で、五十嵐太郎さんも彦坂尚嘉も、清水じゅんさんも、優しすぎたのです。やさしいだけでなくて、メタルをそれだけ愛していて、評価しているという結果の善意でした。しかし、やはりお金を最低限でも用意できない人は、社会的にマズい人なのですね。

ノーギャラで他人を呼ぶ人は、他人の存在を軽視していると、思った方が良いということが言えると思いました。
 
・そして大変につまらないことだが、僕が選んだ10曲はひとつもかけてくれなかった。ほかの10選からは、たとえメールでも、だいたいひとつは流したのに。主催者側のお好みの曲だけをかけるのは、他者の意見をきかない姿勢に通じる。自説の披露のために、装飾としてゲストを呼ぶのは失礼だと思う。

装飾として呼んだという扱いは事実であったのです。五十嵐さんの上げた曲を一曲もかけなかったのは、明らかにマズい事で、そういう他者への配慮のなさは、ミスであるという範囲を超えているのです。危口さんに限らす、自分も含めてですが、マズい人が、凄く増えているのです。

人を見ていく必要はあるのですね。危口さんにしても、努力で直る水準ではないので、五十嵐さんのやさしさを誤解している無配慮さは、おしまいというか、修復不可能なものです。

五十嵐さんは、アートスタディーズでも、建築系ラジオの活動でも、そして建築雑誌の編集活動でも、ボランティアで、多忙な中、非常に頑張って状況を変えようと努力なさっている文化人です。こういう善意に満ちたプロの文化人を、ないがしろにすると、まあ、罰があたるというか、まずいですね。

・実際、楽曲を流すと、その楽しさでなんとなく場はもってしまうのだが、それ「だけ」のイベントなら、前後が忙しいなか、僕は6+1時間も拘束されたくない。

パネリストがみな無償できているだけに、なおさら主催者だけの満足にならないよう、配慮をして欲しい。

・司会とは、ときに用意したものも捨てて、ゲストのはなしを展開すべきである。

そして客観的に場を読み、時間配分を考え、進行しなければならない。

自説の主張に固辞したり、そのためにフリーズしたりは、司会の役割ではない。

今後、イベントを考える学生は、反面教師として学んでください。

さて、そういうひどい司会の危口統之さんであったのだが、それでも私は、メタルミュージックについて考える機会を与えられて、面白かった。

椹木野衣さんが、10選の曲をあげていたが、これが古すぎて笑えた事も含めて、多くの人が、実は1991年以前を生きていて、実に後ろ向きにメタルミュージックを考えているという事も見えて、それも貴重な体験だった。

これからは、しばらく1990年代,2000年代、さらには2010年代の新しい音楽だけを、集中的に聞いてみようと思った。そういう中で、パンテラを全部聞いてみようとか思いだしたのです。とにかく、古い感性に逃げ込んでいる精神には、うんざりするのであって、今日の表現がどれほど不毛であっても、今の新しさを追いかけて見たいと、改めて思った次第です。


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メディアとしての自覚 [建築系美術ラジオ]

 第4回カルチベートトーク(3)

メディアとしての自覚/

ポリフォニーとしての建築ラジオ
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通称「こたつ問題」を決着させるための討議(その3)。討議は、配信をめぐる問題へ。「こたつ問題」を超えて、むしろ批評とメディアの問題が議論され、様々な問題が投げかけられた。電波ラジオ(同期メディア)とポッドキャスト(非同期メディア)は同じではないのでは?その新しいメディアを使いこなせているのか?ラジオという古典的な名前を持つからこそ、公共性が期待されているのではないか?それでは従来の規範に則ったモラルを求めればよいのか?教育者としていかなる発言をするべきなのか?ネット上で発言する意味と、対面する場で発言する意味の違いは何か?Twitterなどの新しいメディアをどう使っていくべきなのか?他者の批評や悪口に対してどう対処していけば良いのだろうか?――われわれは、おそらく今回の問題を通して、メディアとしての自覚を強めた。このことは深く考えて、今後の方向性に活かしたい。またメディアの状況は変わりつつある。ネットを通して、誰もが情報を発信できる個人メディアを持つようになった。だからこの議論に参加した多くの人は、大かれ少なかれ痛みを感じたかもしれない。もはや観客ではいられなくなったからだ。しかし、われわれは考える。他者の痛みを想像する力こそが求められている。他人の声を理解すること。世の中の声は、自分だけの声ではないこと。だからこそ、今後も複数の声を発信する、ポリフォニーとしての建築系ラジオでありたい(2008年9月28日、 建築会館会議室にて)。

第4回カルチベートトーク
聴く: 第4回カルチベートトーク(3)「メディアとしての自覚/ポリフォニーとしての建築系ラジオ」
(MP3形式、31.0MB、42分38秒)

出演者:彦坂尚嘉+五十嵐太郎+山田幸司+松田達
会場の発言者:中谷正人(建築ジャーナリスト/千葉大学客員教授)+平井秀典+石塚
直登(横浜国立大学、Y-PAC)

関連URL:
第4回カルチベートトーク用公開ページ
#kotatsu発言簡易まとめサイト
木村静さんによるStickam映像のページ(下に一部埋め込みました)

第4回カルチベートトーク映像(後半 19:14-19:48、討議の最終部分は音声のみです)

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